ブレイクするか? XAVC Sコーデック HDに向かっての期待 (更新)

AX100
CESでSONYが4KカメラFDR-AX100を発表しました。コンシューマー4Kカメラとしては第二弾にして価格が約$2000と、日本で発売されることになれば20万前後になることが期待され、もう一声低価格化を期待したいですが、現段階での価格としては納得の価格です。一方でHDカメラHDR-CX900も発表されました。CESはコンシューマーエレクトロニクスショーですから、プロ用機器が発表されるわけではありません (HDR-CX900はプロシューマーという位置づけのよう) 。アクションカムのHDR-AS100Vも約$400で発表されています。他にも、プロジェクタがついたHDカメラが発表されていますが、先の3つのビデオカメラの特徴は、「XAVC S」に対応していることです。

AS100VFDR-AX100は4Kということもあって、XAVC Sが対応している理由は明白ですが、HDR-CX900、HDR-AS100Vは、HDまでの対応でありながらXAVC Sに対応していることです。元々XAVC SはHDにも対応しています。注目すべきはそのビットレートです。標準であるAVCHDは最大28Mbpsでしたが、XAVC Sは50Mbpsです。HDR-CX900は、金額的にはそれなりにするのでXAVC Sが搭載された理由は納得出来ますが、僅か約$400のHDR-AS100VでもXAVC Sを搭載したことで、一気にXAVC Sがスタンダードフォーマットになる可能性があります。GoPro HERO3が最大45Mbpsですから、HDR-AS100VにXAVC Sを搭載することは必須だったのだと思います。

さて、今まではAVCHDがスタンダードフォーマットでした。一部一眼カメラではH.264/MOVフォーマットが流行っていますが、コンシューマーデファクトと言っていいのはAVCHDでした。ただし、AVCHDは、パッと見の綺麗さはありますが、よくよく見ると画質的に荒いことが多く、ちょっとこだわった編集をするにはもう少し余裕が欲しいフォーマットでした。一部のユーザはより高いビットレートを求めて、Canon 5DMk2やPanasonic GH3をハックしたりとかあったかと思いますが、XAVC Sがこれをきっかけにどんどん採用が広がれば、標準的な機器でHDサイズで50Mbpsフォーマットを入手出来ることになります。そうなれば、より高いビットレートで記録した素材を使うことが出来るためより綺麗な素材で加工することが出来る・・・カラーグレーディングを行うのによりベターな幅のある素材で作業することが出来ると期待が膨らみます (あくまでもベターです、ベストではありませんね)。

今回は、プロジェクター付きHDビデオカメラでは、XAVC Sは採用されなかったため全方位という訳ではありませんが、上位機およびローエンド機がXAVC Sを採用したのには、今後に向かっての意味があると思います。デジイチ系のカメラでも今後採用されていくことを期待したいですね。

2014.01.18更新
日本でも発表されました。
FDR-AX100 予価:約22万円
HDR-CX900 予価:約15万円
HDR-AS100Vはまだ日本では発表されませんでしたので、カメラを入手をしたい人はもう少し待つ必要がありそうですね。
価格もだいたい予想通り。4Kの普及よりもXAVC Sが普及するかどうかの方が気になります。

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